エフテックは千葉県四街道市の民間車検場 指定整備工場であり、
トラックの損傷修理、ボディ架装、ボディ製作も大得意です!
今回は、トラックボディの床板交換修理と同時に、荷台内寸法を広げる改装を行う事で
作業効率の向上と、輸送効率を50%向上させた事例を紹介します。
トラックを買い替える事なく、今お使いの車輌を改造することで、生産性を向上することが
出来ます!
まだまだお仕事の現場で活躍できますね!!
ではご紹介~
三菱ふそうキャンター タダノクレーン付き平ボディ 床板交換修理
荷台の床板修理のご相談は、エフテックではとても多い分野で、施工実績も豊富なので
ボディの状態、ご予算、ご要望に合わせて最適なご提案が可能です。
部分補修~総張替、補強、素材変更など豊富なメニューをご用意して対応いたします。
では早速
↓before
↓after
主な作業内容はこちらです↓
- 床板総取替
- 横根太総取替
- アオリ3方アルミ製に取替
この中に、全幅を変えずに荷台内寸法幅を広げる独自の加工が施されています。
作業内容の紹介
今回は床板交換のご依頼にて入庫
床板の腐食が進み、穴も開いている状態
良く点検すると、横根太もかなり腐食が進んでいたので、横根太も取替が必要と判断しました。
さらに、打合せを進めていくと、あと少し荷台内寸幅が広ければもっと荷物が積めて仕事の幅も広がるとのご要望がありました。
現状の荷台内寸法幅1780㎜ が 1800㎜に広がれば
600㎜の荷物が3列積込み可能になるんです
現状1780㎜の場合 あと20㎜足りない事で、2列12個しか積めない
改造後1800㎜ になると、3列18個積込み可能に!
つまり、50%効率アップという事になります
2列12個 ⇨ 3列18個 50%アップ!!
これが実現すればとても価値が高い事ですよね!
という事で、早速検討を始めました。
- 車輌構造の変更は無し(3方開の平ボディ)
仕事上この形状がベストだから
- 車輌重量の大幅な変更無し
最大積載量はキープしたい
- 車輌全幅の変更なし
構造変更登録はなるべく避けたいのと
すでに幅出しチョウバンでアオリが広がっているのに加えて
既にキャブ段差(キャビンとボディの幅の差)片側100㎜規制いっぱい
※車体工業会自主規制
幅出しチョウバンに替えればとすぐ思いつきましたが、すでに出ている
キャブ段差10cm すでにいっぱいまで段差あり(車体工業会の自主規制にて、キャブ段差10cm以内を守らねば) 出っ張りすぎても運転しずらいし
そもそも全幅の変更しない方が、諸々の手続きが省けるので手間も費用も削減できる
残る手段は、アオリ自体を薄い物に交換してしまう方法、
同様の施工実績はありませんが、理論上可能と考え、検討を開始しました
ミリ単位の検討になるので、図面を基に慎重に検討します
プランをまとめ、見積りを提示し、ご依頼をいただき、いざ着工となりました。
アオリと床枠フレームを外し
床板、横根太全撤去
横根太材を加工し取付していきます
次に床板を並べて、床枠フレームの取付
実はここで内寸法幅を広げる加工をしています
アオリは薄型のアルミブロックに交換
数ミリ単位で調整をしたので現物合わせで
ロープ通し穴の加工も一緒に
ミリ単位で攻めて1810㎜まで幅を確保することができました!
エフテックでは、ご要望に合わせた仕様の荷台を製作可能です
お問合わせ、ご相談お待ちしております。